【体験談】土地探しのコツと決め手|14候補から納得の土地を選んだ話

家づくりを考え始めたとき、最初の大きな壁が「土地探し」でした。
私たちも例にもれず、かなり迷いました。

この記事では、候補地を比較しながら最終的に選んだ理由、そして実際に住む前に感じている「想定はしてたけどやっぱり大変だったこと」、そして「あの時の候補地の“その後”を見に行って思ったこと」まで、リアルな体験を綴っていきます!

この記事でわかること
  • 実際に比較検討した14ヶ所の土地候補と、除外していった理由
  • ネットに出ていない非公開物件と、偶然の出会い方
  • 土地選びで重視した条件と“コツ”の実例(広さ・アクセス・日当たりなど)
  • 最終候補で迷ったときの判断軸と、夫婦の意見のすり合わせ方
  • 広い土地の現実:外構費用や管理面での注意点
  • 見に行って感じた「選ばなかった土地の今」と安心できた理由
  • 「正解」より「納得」で選ぶ土地探しの考え方

目次

候補は全部で14ヶ所!まずは「見て・比べて・歩きまくる」日々

土地探しのコツ①:最初はとにかく“広く探す”

私たちの土地探しは、一条工務店の営業さんが「この地域で売り出されている全ての土地」をピックアップしてくれたところから始まりました。
「住めるかどうかは別として、とにかく売りに出ている場所を全部」といった感じで、候補は全部で14か所
自分でもネットで検索してみましたが、正直それ以上の情報は見つからず、「ここが全てなんだな」と納得できるリストでした。

そこから、1つずつGoogleマップで周辺環境をチェックし、実際に車で現地をまわって確認していきました。

候補地を選ぶ際の判断基準は、以下のようなポイント:

  • 広さ(大きすぎても小さすぎても×)
  • 値段(建物費用も踏まえたバランス)
  • 車のアクセス(道の狭さや通行しやすさ)
  • かかりそうな造成費用
  • 日当たり
  • 夫と私の職場からの距離
  • 周辺の景色や雰囲気
  • スーパー・病院・学校・公園の距離
  • ハザードマップでの災害リスク(洪水・土砂災害など)

「なんとなく良さそう」ではなく、将来の暮らしをしっかりイメージした上で、実用性や安全面も含めて本気で比較しました。

※ちなみに、一般的には他にもこんな条件が土地選びの判断材料になることが多いようです👇

  • 接道状況や間口の広さ(駐車のしやすさや法規制)
  • 地盤の強さ・土地の高低差(造成費や耐震性に関わる)
  • 上下水道・ガスの引き込み状況
  • 建ぺい率や容積率(建てられる家のボリューム)
  • 用途地域(工業地域だと騒音・匂いなどの懸念も)
  • 将来的な資産価値・開発予定(大型施設や道路計画など)

私たちは、必要に応じて営業さんに確認して進めていきました。
「ここに暮らすんだ」と想像しながら、いろんな角度でチェックするのが大事だなと感じました。


ネットに載っていなかった「実家近くの土地」が急浮上

実は、最終的に選んだ土地は、もともと候補にすら入っていなかった場所でした。
実家の近くを歩いていたときに「売」の看板を発見、「ここ、売り地?」と思って不動産会社に直接連絡したら、非公開物件として売られているとわかり、そこから一気に候補入り!

実家から徒歩5分という近さ。駅からも徒歩5分
しかも、東・南・西が道路に面し、北側もアパートの駐車場ということで日当たりは抜群☀️
そして、きれいな四角形の130坪という広さ

住みたい街を実際に歩いてみるのも、素敵な土地との出会いにつながるかもしれません😍


最終的に悩んだ2択と、私たちが選んだ理由

土地探しのコツ②:迷ったら何度も現地に足を運ぶ

最後まで迷ったのは、

  • 今の土地(実家近く・広すぎる・価格高め)
  • 分譲地の北西角地(景観◎・小学校前・価格も予算内・①より職場から10分遠くなる)

私が惹かれていたのは②分譲地の方。田んぼに囲まれた景色や、徒歩圏の大きな公園、約80坪と我が家にとってベストな広さ。職場からは離れるが実家から車で10分くらいあるので「新しい生活」という気持ちにもなれる、好印象な土地でした。

ここで本当に良いのかと何度も足を運びました。休日、朝の通勤時間帯、夕方、そして夜の暗さや雰囲気もチェック
「土地選びで後悔したくない」という一心で、実際の暮らしを想像しながら確かめていました。

一方、夫は①今の土地推し
夫曰く、子育てのしやすさ私の実家に頼れる安心感、そして何より広い庭でテントやBBQができる将来像にワクワクしていたそうです。

ただ、130坪という広さと価格(①より+200万程)に私は不安があり、SNSで「広い土地を選んだ施主さんたちの声」をかなり調べました。その中で、やはり外構費用が高額になる現実も知ったし、同時に庭を思い切り楽しんでいる姿にも惹かれました。

情報を集めれば集めるほど迷いは深まりましたが、それでも私たち夫婦の「理想とする暮らし」の輪郭が少しずつはっきりしていった気がします。

何度も話し合いを重ね、最終的には夫の推し①今の土地に決定しました!
ただし、草むしりは夫担当という条件付きで(笑)


想定はしてたけど、やっぱり大変だったこともある

土地探しのコツ③:広い土地は維持費と管理コストも想定して

覚悟はしていたけど、130坪の広さゆえに土地そのものの価格外構費用がかなり高くなってしまい、ローンを+100万円で組むことに。外構は300万円くらいの予算設定でしたが、初回の外構見積もりでは890万円という大幅な予算オーバーに💦
これは正直、痛かったですし、今もこれからも金銭的な不安はあります。

外構費用を抑えるために実際に工夫した内容は、こちらの記事にまとめています👇

さらに、まだ建築前の段階にもかかわらず、草むしりや除草剤の管理がかなり大変
あらためて「土地が広い=管理も広範囲」という現実を実感しました

でも、それでもこの土地を選んでよかったと感じるのは、やっぱり実家が近いという安心感と、好きなように外構計画ができる自由さ、そして私たちの「理想とする暮らしが叶えられる土地」だったからです。

たとえば、周囲が道路に囲まれているため一条工務店の強みである太陽光発電の効率をしっかり活かせ光熱費の心配が少ないこと、②の分譲地と比べ職場までの距離が10分短縮できること、そして実家が近いことで子育てと仕事の両立にも安心感が持てること。

地元ということもあり、近所の雰囲気や距離感もわかっているので、不安なく家づくりを進められていることも大きなメリットだと感じています。

広い土地を選んだからこそ実現したい暮らしもあります😊
わが家の「やりたいことリスト」はこちらにまとめてます👇


あの時候補だった②の土地、その後どうなった? 見に行ってみた!

土地を選んでいた時期から10か月ほど経過したころ、近くに用事があったのでついでに、最終候補だった分譲地を見に行ってみました!

家が建ち、いくつかの家は住み始めていました。調べたところ全部で9区画あるうち、すでに8区画は売却されていました😲

私たちが検討していたのは、上の画像で示した①の北西の角地。
当時もすでに南側の④の土地は売れていたのですが、久々に行ってみると、そこには大きな2階建ての立派な住宅(推理するに住友林業)が建っていました。庭もおしゃれで素敵な家でした✨

もしあの①の区画に私たちが平屋を建てていたら…と思うと、やっぱり日当たりはかなり影響を受けていたと思います💦 太陽光発電の効率も落ちていたかもしれませんし、庭の日照時間も限られていたかもしれません。
そう思うと、今の土地を選んでよかったと改めて実感できました✨

とはいえ、あの分譲地の雰囲気は今でも大好きです。
見える景色は田んぼが広がっていて、小学校や中学校も近く、大きな公園も徒歩圏内。子育てにはぴったりの環境だったと思います。

どちらの土地にもそれぞれの良さがあって、本当に迷いました。
でも、最終的に夫婦で納得して選んだということが、一番大事だったなと感じています。

まとめ|自分たちの「納得」できた土地が「正解」

土地選びは、家づくりの中でも特に迷い、不安も大きかったです。
私たちは、「ここで本当にいいの?これで正解??」と何度も考え直しました。

今振り返ると、世間一般の“正解”を探すのではなく、「自分たちの暮らしに合った土地」を、自分たちの手で納得して選ぶことが一番大切だったと感じます。

ネットには出ていない土地との偶然の出会い。迷いに迷った最終候補。そして実際にかかるお金や管理のリアル。
ひとつひとつ、調べて、比べて、とことん話し合ったからこそ、「ここにしてよかった」と胸を張って言える今があります。

あの時、私たちにできるベストを尽くした結果が、納得のいく土地選びにつながったのだと思います💡

以上、私たちの土地探し体験でした!
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
これから土地を探す方、今まさに迷っている方にとって、この記事が少しでも参考になればうれしいです😊

ほややん

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