はじめに
我が家は、一条工務店というハウスメーカーでグランスマートという物件を2025年2月22日に着手承諾(本契約)を行いました。2025年12月頃に引き渡し予定です。
「見学~本契約までの流れ」をまとめてみました。これからお家を建てようか検討中の方、一条工務店に興味のある方などに参考になる内容となっていますので、ぜひご覧ください。
※こちらの記事は、2025年3月に執筆しています。
一条工務店見学&他ハウスメーカーの検討 2024.5~
私たち夫婦は、絶対に家を建てる!という決意はなく、なりゆきでハウスメーカーの見学に行くことになりました。
その中で、一条工務店をはじめ、住友林業、ヘーベルハウス、地元の工務店などの見学をしました。比較をすると、どのハウスメーカーも得意な部分や魅力的なものがあり、とても迷いました。
その中で、信頼のできる営業さんと「家は性能」のうたい文句に負けない性能に惚れ込み、一条工務店で家を建てることになりました。今は全館床暖房が本当に楽しみです!
最後まで迷った住友林業
ちなみに、最後まで悩んだのは、住友林業。
住友林業の大開口の窓や本物の木のぬくもり、庭も含めた家へのこだわりがとても好きでした。
住友林業の展示場に足を運ぶと、毎回、素敵な特典がもらえるのもとても魅力的でした。
最後の最後で、「とりあえず仮契約だけでも、今ならこんな特典が付きます!今日だけの特典なんです!」というお話がありました。
最終的には、住友林業のデザインか、一条工務店の性能か、夫婦で話し合い、一条工務店を選びました。
また、仮契約を並行してという案もありましたが、私たち夫婦は2つのハウスメーカーと仮契約して、並行した状態で、家づくりを進められるほど器用ではないという結論に至り、泣く泣く住友林業の営業さんにお断りのメールをしました。(その後は、一切返信がありませんでした。笑)
仮契約まで
仮契約を行う前は、営業さんに土地や間取りの提案などをしてもらいました。
はじめての見学~仮契約まで4回の面談を行い、2024年6月30日 私たちは一条工務店と仮契約を行いました。この日は契約書の記入や今後の説明などで終了しました。その翌日、ご契約金ということで100万円を頭金として入金しました。
この時点で、仮の間取りを提案して頂き、概算の金額も知ることが出来ました。
(私たちは、水道管工事やオプションを多めに追加したので、この見積もりから +300万円ほどの金額が正式な請求金額でした。)
土地探し
土地探しは、少し難航。しかし、他の方の話を聞くと、土地探しに数年かかったという方もいるようなので、数か月で終了した私たちはラッキーだったのかもしれません。
土地探しでは、私たちの条件にあう物件が少なく、夫婦で何度も、土地探しで譲れない条件ということを話し合い、逆に妥協できる部分はどこなのか考えました。
希望している地域の中で、今、売りだしているすべての土地14か所を営業さんが提示してくれ、ほぼすべての土地を見に行きました。
その中で、最初は希望から除外していた分譲地が最終候補となりました。通勤時間帯の朝や夕方、昼間も足を運び、歩いてみて、実際の住み心地を想像しました。
目の前が小学校で、緑も多く、新しい住宅もできてきており、印象はとてもよかったです。ですが、広さが希望より少し小さく、駐車場のスペースが狭いという部分が難点でした。
新展開の土地探し
一条工務店 営業Gさんに、「そのくらい気に入っているなら、この土地を仮押さえしましょう!」と提案され、私たち夫婦の中でもほぼ決定だったので、上記の土地を仮押さえしました。
その数日後、私が実家の近くを散歩していると、以前から売りに出されていた家の「売」 という文字が目に入ってきました。
そこは、以前、近所のおばあさんが一人で暮らしていた家で、畑のある大きな土地でした。
そこは、古い家が建っており、かなり広い土地だったので、予算内には絶対におさまらないと決めつけていました。また、その家はインターネットにも非公開の物件で、売っているのかもわかりませんでした。
ですが、物は試しにということで、売りに出している不動産屋の担当Sさんとお話してみると、インターネットでは非公開だが、現在も売っている状態でした。値段も案外、イケそう?といった価格。
すぐに一条工務店 営業Gさんに相談。まさかの、不動産屋 Sさんとは知り合いで、数日前にも仕事のやり取りをしたという偶然もあり、なんだかとんとん拍子に私の実家から歩いて5分の130坪ある家+土地の契約をすることになりました。
家は解体して更地にした状態での引き渡しとなり、少々予算オーバーでしたが条件に合った最高の土地が手に入りました。
(初めに仮押さえした土地に関しては、営業Gさんからお断りの連絡を入れてもらいましたが、その不動産屋の社長とも知り合いということで、特に問題なく仮押さえを解除できました。顔広すぎGさんです。笑)
土地のローン契約 2024年5月
私たちは、先に土地のローン契約を行いました。(家のローン契約は、今後2025年5月頃を予定しています。)
地方の銀行から、土地代金をお借りし、契約となりました。契約の際は、銀行と不動産屋、司法書士の方が関わってくれて、契約することが出来ました。2024年11月から、すでに土地のローン返済は始まっており、アパートの家賃+月々の土地代返済額を支払っている状況です。
間取り検討

間取り検討は、仮契約前から行っていました!
営業Gさんが、A3の方眼紙に手書きの間取りを提案してくれて、それに対して夫婦で希望を出し合い、修正してもらい、ひな形の間取りが完成。仮契約後に、土地が決定したので、その後、何回か間取りを修正してもらい、無事に納得のいく間取りが完成しました!
その時に問題になったのが、パラペット屋根です。パラペット屋根とは、上の画像で赤く示している、平らな屋根のことです。
私がどうしても、パラペット屋根の見た目が苦手、性能が心配で、どうにかパラペット屋根にならない間取りを営業さんに検討してもらい、無事、すべて片流れの屋根の家にしていただきました!
(わがままを聞いてくれた営業さん、設計士さんに感謝しかありません。)
クロスの検討
間取りの検討がほぼ終わると、クロスの検討に入りました。
クロスに関しては、一条工務店と提携しているカーテン業者さんと相談させていただきました。
打ち合わせでは、1回しかクロスの打ち合わせがないことを知らず、夫婦ともにあいまいな意見のまま、カタログなどをみて次々とクロスが決まってしまいました。
やはりそれだけでは、納得のいくクロス選びができていなかったので、打ち合わせが終わってからも、SNSやクロスの公式サイトを参考に自分たちでサンプルを取り寄せ、夜な夜なクロス選びに励みました。笑
もし一条工務店で提携のカーテン業者さんとクロスの打ち合わせがあるようでしたら、意外と早く決定してしまうので、こだわりのある方はしっかり準備をして打ち合わせに臨むことをおすすめします。
電気設備

オプション検討と同時に照明やコンセントなどの検討も始まりました。
ここで出てくる、電気設備図面というものが、とても複雑で、夫は勉強して読めるようになっていましたが、私はよくわからないまま終了となりました。照明やコンセントについても様々な種類や価格のものがあり、どれにしたらいいかとても迷いました。照明に関しては、無料で利用できるPanasonicのあかりプランというものも活用し、検討していきました。
SNSを参考にしつつ、自分たちの新しい家での暮らしを想像しながら、照明の位置や明るさ、コンセントの位置、電気スイッチの位置、さまざまなことを考えました。
ここで思ったのは、今までの工程を振り返る時間が取れないということです。家を作るにあたって、次から次へと決めることが出てくるので、自分たちが今まで選んできたものを振り返る暇がありません。そのため「あとで考えよう」という考えは極力避け、その都度、納得のいく選択をしてから次の工程に進むことをお勧めします。
最終確認 2025年1月
最終確認ということで、今までに決めてきたすべての項目を資料でいただき、一条工務店の積算部というところで計算された正式な見積もりを最終確認1回目にもらいました。私たちは、着手承諾までに2回の最終確認日を設けてもらっていたので、最終確認2回目までに頂いた見積もりのどこを減額していくか、夫婦で1週間みっちり話し合いました。
その結果、オプション品などの削減をし、およそ60万円の減額に成功しました。

着手承諾(本契約) 2025年2月22日

着手承諾は、2回目最終確認が終了した2週間後に実施となりました。
この日は、正式な見積もりを確認し、「追加・変更工事請負契約書」にサインをしました。
ちなみに、仮契約を締結した時の追加・変更という形の契約になるそうです。
(もしこの日に着手承諾前に、何か変更の依頼をすると、また2週間後の着手承諾予定となってしまい、どんどん納期が遅れていくそうです。)
これ以降の変更は、基本的にできず、出来たとしても変更費用が発生すると説明がありました。
その他にも、営業さんからのかなり長い説明があり、終了となりました。
今後の予定
※あくまで目安の日程ということでした。
2025年5月頃 地鎮祭
2025年5月頃 家のローンの契約
2025年6月頃 着工予定
2025年8月頃 上棟予定
2025年12月頃 引き渡し予定
時期未定 外構計画
おわりに
ここまでご覧いただきありがとうございました!
私たちは、たくさんの良いご縁があり、ここまで家を建てる計画を進めることが出来ました。本当に関わってくださった方々に感謝しています。
これからお家を建てようと考えている方、一条工務店を建てる時の流れについて知りたい方のお役に立てれば幸いです。
ほややん
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