※こちらの記事は、2025年2月契約時の情報をもとに作成しています。
はじめに
一条工務店のグランシリーズ(グランスマート、グランセゾン)を選ばれた方は、標準で「モクリア」という木目調の床材を選ぶことができます。
また、アイスマートシリーズでもオプションとして採用することができます!
ですが、我が家は、モクリアではなく、ライブナチュラルプレミアム(オーク)というオプションの床材を採用しました!
こちらの床材は一条工務店のオプションの中でも高額オプションの一つであり、それゆえ、我が家も最終確認の直前まで採用するか迷いました。
採用するか迷っていたころに、ライブナチュラルプレミアムを販売する朝日ウッドテックのショールームを見学したりしました。
そういった経験から、我が家でライブナチュラルプレミアムを採用した理由やそれまでの経緯をまとめました!
私たちと同じく、モクリアも良いけどライブナチュラルプレミアムにも興味がある、採用しようか迷っている・・・といった方の参考にしてほしい内容となっているので、ぜひご覧ください!
ライブナチュラルプレミアムとは
朝日ウッドテックの「ライブナチュラルプレミアム」とは、木目や質感を自然に表現したデザインで、家具やインテリアに調和しやすく、高級感のある仕上がりが特徴的です。
また、耐久性や機能性にも優れており、使いやすさと美しさを兼ね備えた製品です。
具体的には、天然木の美しい木目や色合いを活かしつつ、表面の加工や塗装に工夫を施し、汚れや傷に強く、メンテナンスがしやすいように作られています。
住まいの空間に自然で温かみのある雰囲気を加えることができるため、人気のある商品となっています。
また、挽き板の床材には珍しく、床暖房対応となっており、一条工務店の床暖房の家にも安心して導入することができます。
オプション費用
次に、一条工務店で採用できるライブナチュラルプレミアムのオプション費用についてです。
30坪の平屋(床材の対象面積20坪)の我が家で採用した場合の金額も出しておりますので、ぜひ参考に!
種類 | 1坪あたりの金額(税込み) | 我が家で採用した場合(20坪分) |
---|---|---|
ハードメイプル | 23,100円 | 46万2,000円 |
オーク | 35,200円 | 70万4,000円 |
ブラックウォールナット | 42,900円 | 85万8,000円 |
我が家がライブナチュラルプレミアムを採用するまでの経緯
標準モクリアを採用する気満々だった!
私たちは、はじめ、標準床材のモクリアを採用する気満々でした。
なんといっても、せっかくグランシリーズで坪単価を上げて、家を建てるのだから、他のシリーズではオプションとなってしまうモクリアを採用するしかない!といった気持ちでした。
また、モクリアを実際に展示場で確認し、木が好きな私たちは、木目調の床材に喜んでいました。
家具屋さんとも相談し、家具を映えさせるモクリアのライト(ウォールナット)という色で採用予定でした。
床材のグレー(ウォールナット)色も良かったのですが、やはり、家具の映える”ライト”という選択に落ち着いていました。(ちなみに、我が家の建具はグレージュです。)
ライブナチュラルプレミアムの存在を知る
家の計画が進むにつれ、他の一条施主さんのSNSや一条工務店から貸し出されていたタブレットなども見始め、ライブナチュラルプレミアムという床材を一条工務店で採用できることを知りました。
私たち夫婦は、家の計画と同時に、家具も見始め、オークという材質や色味が好きだったので、ライブナチュラルプレミアムのオークという色がとても魅力的に見えました。
ですが、1坪35,200円というオプション価格で、ざっと計算しても、絶対に50万円以上かかることが分かったため、採用はないだろうと考えていました。
モクリアは傷がつきやすい?
一条施主さんのSNSを見る中で、モクリアは傷がつきやすいため、フロアコーティングをおすすめします!といった内容の記事や動画をたくさん見ました。
モクリアを採用したら「フロアコーティングするのか~」なんてのんきに考えていましたが、
値段を知って、あら、びっくり。
コーティングだけで30万円以上!?
「もしかして、このお金払うんだったら、ライブナチュラルプレミアム採用できちゃう・・・?」なんていう疑問がわいてきました。
モクリアのフロアコーティング
それでも、計算をしてみてモクリア+フロアコーティング(おそらく30万円)の方が、ライブナチュラルプレミアムのオプション(約70万円)を入れるよりも、おそらく価格を抑えられるなと考えていました。
ですが、少しでも、”ライブナチュラルプレミアムを採用できそう”という夢を見てしまったため、フロアコーティングのデメリットなどを探し始め、
「コーティングしたあとのテカテカな感じが苦手なんだよなぁ。艶なしにしても、やっぱりなんか質感がなぁ・・・」
といった思いが芽生え始めてしまいました。
都会に出たついでにショールームへ
ある日、夫が「家の計画も途中の段階だけど、早めに家具も見に行きたい!」ということで、
私の住んでいる北関東の田舎から、東京の八王子にある村内ファニチャーという大きな家具屋さんへ行くことになりました。
そこでは早めに家具を見終わってしまい、すぐ帰るのはもったいないと話していたところ、割と近くにライブナチュラルプレミアムを販売している朝日ウッドテックのショールームがあることがわかり、
急きょ、予約なしでしたが、東京の朝日ウッドテックのショールームへ行くことに・・・
朝日ウッドテックのショールームに行ってみた!
新宿にあるライブナチュラルプレミアムを展示している朝日ウッドテック東京ショールームに行ってみました。
予約について
朝日ウッドテックの公式サイトに、予約制と記載があり、予約をしていくとアドバイザーさんから詳しく説明を聞くことができます!
これから、ショールームに行ってみようかなと考えている方は、ぜひ予約してから行ってみてください!
公式サイトには、
「※ご予約なしでもご入館いただけますが、アドバイザーによるご案内はございません。ご了承ください。」
と記載があり、見学のみであれば予約なしでも大丈夫でした!
ちなみに、私たちは、見学のみと思って行ったのですが、アドバイザーさんの手が空いた10分くらいで簡単なアドバイスをしてもらえました!(ありがたや)
見学

左:スタンダード、右:ラスティック
上の写真は、実際に私たちが見たライブナチュラルプレミアム「オーク」の床材です。
本物の木だ!とわかる見た目に、触れると安心する質感。おまけに気に入っているオークの材質。
ここで、私たちは、ライブナチュラルプレミアム「オーク」のとりこになりました。
実は、左側と右側で少し種類が違い、左側はオークN-45°のスタンダードタイプ、右側は、節や木の独特な模様を残した”ラスティック”という種類の商品です!
※N-45°:北緯45°近辺に分布している世界各地の厳選されたオーク材を使用しているそうです。
ここでは、一条工務店のオプションに採用されている3種類以外にも、ブラックチェリーやアッシュ、ヒノキなど、他の材質も見ることができました!
アドバイザーさんに教えてもらったこと
私たちは、予算を抑えたいこともあり、木材の種類を「オーク」より安価な「ハードメイプル」についても前向きに検討していました。(ハードメイプルだと、オークを採用した時と比べ、約24万円ほど価格を抑えることができます。)
ハードメイプルは、寒い地域に分布しており、冬の厳しい寒さや雪の重さに耐え生長する樹種のため、衝撃や摩擦に強い木材ということで有名です。
ショールームでは、アドバイザーさんに「木材は経年変化をし、それぞれの種類によって色味などの変化の仕方が違う」ということを教えていただきました!
※経年変化とは、木材をはじめとする自然素材が時間の経過とともにその外観や特性を変化させていく現象のこと。
下の写真は、まだ新しいハードメイプルの床材の上に、経年変化したハードメイプルの床材を置き、色を比べている写真です。

ハードメイプルは、オークよりも全体的に白っぽい印象がありましたが、それは新しいものの場合であり、
経年変化をすると、少し色が濃くなり、黄みがかったように見えました。
また、下の写真は、オークの家具に、経年変化をした「オーク」と経年変化をした「ハードメイプル」を合わせたものです。

オークの家具に、経年変化をしたオークの床材は、当たり前かもしれませんが、しっくりきました。
経年変化をしたハードメイプルに関しても、家具のオークの色に近づいている印象で、オークの家具との違和感は感じませんでした!
また、オークについての経年変化は、ほんのり黄みがかり、少しだけ色が深くなっていく印象でした。
番外編:犬にやさしい「forDog」、壁もおしゃれに「the wall」
ほかにもライブナチュラルプレミアム forDog という犬にやさしい滑りにくさをプラスした天然木挽き板フローリングも見学でき、ペットを飼っていたらこの床材も良いな!と思うような商品もありました。
その床材の上を歩いてみると、確かに滑りにくく、シューっと滑ろうとしてもなかなか滑れませんでした。
おうちの中でワンちゃんなど、ペットを飼われている方におすすめな商品で、小型犬の足腰に負担がかかりにくい適度な滑りにくさというものをショールームでは実際に体感することができます!
また、床材ではなく、壁に施行する「the wall」といった商品もあり、そちらもとってもかっこよかったです!
もし予算がたくさんあれば、the wallも採用したかった・・・
その場でサンプルのお持ち帰りができる!

朝日ウッドテックのショールームでは、申込書を記入すると、その場でお持ち帰り用のサンプル(15㎝×15㎝)を頂くことができました!
私たちは、気に入っていた「オーク」と、価格が少し抑えられる「ハードメイプル」のサンプルを頂きました。
こちらのサンプルは、家具選びや建具の色、そもそも床材を採用するか・しないかの検討に非常に役に立ち、頂いておいて本当によかったなと思ったものでした。
ぜひ、ライブナチュラルプレミアムをご検討中の方は、サンプルのお持ち帰りやお取り寄せをご検討ください!
朝日ウッドテックのショールーム一覧
朝日ウッドテックのショールームは、
今回私たちが訪れた東京以外にも、
ぜひお近くのショールームをチェックしてみてください!
後日、家具屋さんにも相談してみた
後日、家具を見るついでに、家具屋さんに、ライブナチュラルプレミアムの「オーク」や「ハードメイプル」を採用しようか悩んでいることを相談してみました。
家具屋さん「ハードメイプルは、どちらかと言うと洗練された部屋に合う印象かな~。
物が少なく、シンプルな部屋に合う感じ。
逆に、オークは、結構なんにでも合わせられちゃう色かな?
物がちょっとくらいあっても、あんまり違和感ない感じ。
色々踏まえて、ほややんさんのおうちに合いそうなのはオークかな。」
とお話をいただきました!
家具屋のプロの意見、非常に参考になります。
(ちなみに、遠回しに、私の家がごちゃついていそうと言っているわけではないと思います。たぶん。)
最終的にライブナチュラルプレミアム「オーク」を採用した理由
これまで、お話ししてきた内容も踏まえ、
最終的に私たちがライブナチュラルプレミアム「オーク」を採用した理由は、
①標準のシート系の床材モクリアよりも、本物の木の肌触りと見た目、耐久性に安心感があること
②標準でモクリアを採用しても、フロアコーティング代が約30万円以上と高額になることが予想されること
③オークの家具を入れたい私たちにとって、床材もオークにすることで、室内の雰囲気を統一できること
④ハードメイプルよりもオークの床材の方が、自分たちの今後の生活になじんでくれそうなこと です。
これらの理由から、私たちは、ライブナチュラルプレミアム「オーク」を採用するに至りました。
まとめ
私たちは、はじめ、標準床材のモクリアを採用する予定でしたが、
あと50年以上住むであろう我が家で、毎日触れて、見ることになる床材は、かなり高額だったとしても、自分たちの気に入ったものを採用したい、
それが自分たちの家を建てる意味にもつながるという思いで、
ライブナチュラルプレミアム「オーク」の床材を採用することにしました。
このオプションを採用するにあたり、憧れのタンクレストイレや脱衣所の水色の壁紙、玄関ポーチ階段の延長など、予算の関係上、諦めたものも複数あります。
そういった自分たちの妥協できる部分とここだけは譲れないという部分を、まず自分で考え、時に専門家にアドバイスをもらい、そして一緒に暮らしていく家族で話し合うことが大切だと感じました。
おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございました!
この記事があなたの後悔のない家づくりのお役に立てれば幸いです。
ほややん
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