「住宅価格、上がってるらしいよ」
そう聞くことが多くなったのは2020年以降コロナ感染症が流行し始めたころからでした。
私たちは2024年春に動き出し、2024年6月に一条工務店で仮契約しました。
2022年ごろ家を建てた友人たちからは、「もう少し遅かったら建てられなかったかも」「ウッドショックで100万円以上費用がかさんだ」といった話も聞き、価格は月単位で上がっていると実感。
その頃の私は、資産形成に取り組み始めたばかりで、家は大きな負債としか思えず、購入には慎重でした。
それでも今は、あのタイミングで動いたことが、後悔のない選択だったと心から思っています。
「家づくり、いつがベスト?」と迷っている方のヒントになれば嬉しいです。
- なぜ「2024年6月に仮契約してよかった」と感じているのか、その理由
- 家の価格やオプション、家具まで…リアルな値上がり体験
- 賃貸派だった私が家づくりに前向きになれたきっかけと葛藤
- 価格・金利・補助金など、先延ばしによるリスクとその実感
- 「家を建てるべきか迷っている人」に伝えたい本音とエール
住宅価格はどれだけ上がっている?

まず、家づくりにかかる費用はここ数年で大きく変わってきています。
特に目立つのは次の3つです:
- 建物価格の高騰(坪単価の上昇、オプション費用の増加など)
- 土地価格の上昇(人気エリアを中心に値上がり傾向)
- 住宅ローン金利の上昇(日銀のマイナス金利解除などの影響)
2024年6月に仮契約し、2025年2月に着手承諾した私たちですが、その後も住宅価格は上昇を続けています。
例えば、我が家で採用したキッチン関連のオプション「シングルオールメタルIH」は、契約当時66,000円だったのが、たった1年の間に85,800円に。
建材費・設備費・人件費の高騰により、住宅業界全体で値上がりが進んでいます。
また、外構費用もわが家の場合、「2年前と比べて同じ内容で約100万円くらいアップ」しているといわれました。業者さんいわく、数年前の倍以上になっている商品もあるそうです。
家具も例外ではありません。「〇月から値上げします」と書かれたタグや、店員さんから言われる「このテーブル来月から値上がりしちゃうんですよ」といった言葉に焦りを感じました💦
さらに、住宅ローン金利の上昇も実感しています。
実際に、私たちも土地のローンを2024年11月に契約しましたが、その頃には4か月前に受けたローン説明の金利よりも上がっていました🥲
わずかな金利差でも、35年ローンでは総支払額が数十万円~数百万円変わる可能性があります。
私たちが“今建ててよかった”と思う理由

一条工務店に出会ってから、私は迷わず、夫は迷いながらも🤣、仮契約をしました。
そして今振り返っても、「あのタイミングで動いて本当によかった」と心から思っています。
その理由のひとつは、価格が確定できたこと。
一条工務店では、仮契約の時点で坪単価やオプション価格が決まるため、その後にどんな値上げがあっても影響を受けずに済みました。
さらに、子育てグリーン住宅支援事業の補助金(160万円)を受けられるのも大きかったです。
申請書類は地鎮祭のあと、一条工務店から郵送で届き、スムーズに進められました。
そしてもうひとつ、運の良さもありました。
住まいの体験会の抽選で、30万円相当のカップボードに当選!
これは本当にありがたかった✨
もちろん、良いことばかりではなく、紹介キャンペーンが適用できなかった失敗もありました。
見学前に紹介を受けていれば…と少し後悔もあります。
それでも、価格・制度・タイミング、どれをとっても、「あのとき動いてよかった」と思える出来事がたくさんありました。
“いつ建てるか”で変わる未来のコスト
〜価格・金利・補助金、見えない差が広がる〜

「いつかは家を建てたい」と思っていても、価格や生活の変化を理由に、決断を先延ばしにすることもあると思います。
けれど今、振り返って思うのは、
1年遅れていたら、まったく同じ家なのにもっと価格が高くなっていたということ。
土地の価格も上昇傾向で、人気エリアはますます競争が激しくなっています。
住宅ローン金利も、2024年以降じわじわと上昇しています。
2024年3月、日銀がマイナス金利政策を解除したことで、住宅ローンの金利もじわじわと上昇傾向にあります。これにより、今後さらに金利が引き上げられる可能性もあり、家づくりを検討する際の大きな判断材料のひとつになっています。
もちろん、すぐに決断できない事情もあるけれど、「少しでも興味があるなら行動しておく」のは、未来の後悔を減らす選択と感じています。
賃貸派だった私たちの気持ちの変化

もともと私は、完全な賃貸派でした。
夫婦2人暮らしだし、今は価格も高いし、今は家はいらないと思っていたんです。
ちょうどその頃、資産形成に力を入れ始めていた私は、家を買うという選択肢が大きな負債にしか思えませんでした。「賃貸で十分」「身の丈に合った暮らしが一番」と思っていて、自分の家を持つことが今、必要なことだとは思えませんでした。
でもある日、夫がふと、「家を見に行こうよ」と言ったのです。
その一言が、すべての始まりでした。
「まぁ見に行くくらいなら無料だしいっか」と、最初は軽い気持ちで訪れた住宅展示場。
けれど、一条工務店の営業さんと出会い、「この人なら信頼できる」「この会社で自分の家を建てたい」と思った瞬間、私の中で何かが動きました。
そのあとは、家は負債と考えていた自分自身との葛藤でした。ここでようやく、家を買うことのマイナス面だけでなく、自分は将来どんな暮らし・人生にしたいのかという視点で考えられるようになりました。
その結果、「自分の家を持ち、家族と暮らしている人生」が私の理想だと気づき、家づくりを本格的に始動することになったのです。賃貸派だった時の私は、目先のことだけを考え、将来についてはあまり深く考えていなかったように思います。
そこからも悩むことの連続で、夫との喧嘩もたくさんあったけど、1つ1つ話し合って解決し、自分たちの理想の家づくりをしてきました。
賃貸が当たり前だと思っていた私が、家を建てることに前向きになれたのは、誰と建てるか、どんなきっかけがあったか、そして目先のことだけではない「これから歩んでいきたい人生のかたち」について考えられたことがとても大きかったと感じています。
ここまで読んでくれた方へ、そして過去の自分へ

家づくりに関することって、いっぱいいっぱい悩みますよね。
これからの人生に大きくかかわる家づくりだからこそ、やっぱり真剣に、たくさん悩んでほしいなと思います。
自分がこれからの人生をどう生きたいのか、家づくりや自分の家を持つということが自分にとってどんな意味を持つのか、ぜひ考えてみてください。
そして現実的な話になりますが、家づくりでは多くの人が大きな借金を背負います。
そのことに対する覚悟や、自由を一部手放すことになるかもしれないことに納得ができるかどうか。
しっかり自分自身や、一緒に住む家族と話し合ってみてください。
そこまでできたら、まずは、ほんの少しでもいいので動いてみてください。
資料請求、見学、制度の確認……。どれも、未来の自分を助けてくれる大切な一歩です。
家を建てることは素晴らしいことですが、ある人にとっては必ずしも必要なものではないと思います。「持ち家」が正解ではなく、「自分らしく生きられる選択かどうか」が大切だと私は思っています。
そこでやっぱり家を建てたいと思ったなら、ぜひ一緒に家づくりを楽しみましょう😊✨
ぜひあなたの家づくりについて、コメントで教えてくださいね✨
楽しみにしています!
ほややん
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