【一条工務店】我が家が選んだクロス10選|悩みすぎた記録と決め手を全部公開!|vol.04

この記事でわかること
  • 一条工務店で実際に採用された内装クロスの品番と使い方
  • それぞれの採用理由と、迷って見送った候補との比較
  • 夫婦で悩みすぎた場所や、直感で決めたポイント
  • 採用後の満足度や、「こうすればよかったかも…」というリアルな気づき

この記事では、我が家が特にこだわって選んだクロスを、場所ごとに紹介していきます。どれも迷って、検討して、最終的に「これだ!」と思えたものばかりです。

家づくりの中でクロス選びって、意外と“感覚に頼る部分”が多いと感じました。 「ちょっとの色味の差」で空間の印象がガラッと変わるし、せっかく吟味したサンプルも昼間と夜での見え方が全く違うことも。そんな中で、私たちなりに納得して選んだクロスたちをご紹介していきます。

※一条工務店では、基本的に「準不燃」クロスが採用の対象になります。私たちが打ち合わせしたときには「不燃クロスは不可」と案内されました。メーカーや時期によって違いがあるかもしれませんが、クロス選びの際は事前確認をおすすめします。

※本記事内のクロス写真は、実際のクロスとは色の見え方が異なる場合があります。
私の印象としては記事内の写真より、目で見る実際のサンプルの方が薄く明るく見えます。

※本記事はオプション決断編Vol.4です。Vol.3は現在準備中ですが、内容に関連はないため、こちらからでもお楽しみいただけます!

※この記事は各部屋ごとにクロスを紹介しています。気になる場所だけ読みたい方は、ぜひ目次からジャンプしてご覧ください✨


目次

【LDKテレビ背面|リリカラ LL-7099】

晴れの日の夕方に室内自然光下(照明なし)で撮影
雨の日の昼間に室内照明下で撮影

【悩み度★★★★★】

このクロスは、我が家の“顔”になるLDKのテレビ背面に採用しました。

候補としては、リリカラのLL-7099LL-7454LL-7522、そしてサンゲツのRE55037など、明るめグレー系やニュアンスカラーのアクセントクロスも検討していました。いくつもサンプルを取り寄せて比較した中で、このLL-7099は光が当たったときの陰影が美しく、派手すぎず深みがある絶妙な色味。

ちなみに、候補に挙がっていたクロスはこんな感じです:

  • リリカラLL-7099(採用):ほんのりグレージュを含んだやわらかなくすみベージュ。空間をほんのりあたたかく、上品な印象に仕上げてくれます。
  • リリカラLL-7454:黄みをほんのり含んだニュアンスのある中間色で、やわらかくて落ち着きのあるグレージュベージュ。
  • リリカラLL-7522:ほんのり黄みがかった温かみのあるトーンで、明るくてやさしい印象のナチュラルカラー。空間をやわらかく包み込むような、ナチュラルで清潔感のある色。
  • サンゲツRE55037「かげろう」:くすみ感のあるグレージュブラウン。名前のとおり、かすかに揺らぐような柔らかい陰影を感じさせる色で、マットな質感と控えめなトーンが空間に落ち着きを与える、上品なくすみカラー。

最終的には夫婦で「ここは一番目に入る場所だから…!」と話し合いを重ねて、リリカラLL-7099に決定。


【キッチン下がり天井|リリカラ LV-2272】

晴れの日の夕方に室内自然光下(照明なし)で撮影
雨の日の昼間に室内照明下で撮影

【悩み度★★★★☆】

木目調のクロスは数が多すぎて、かなり迷いました(笑)
このクロスは、周囲の天井やキッチン背面と“違和感なく馴染む”かどうかを重視して選んだものです。

明るすぎず暗すぎず、天井が下がっても圧迫感が出ないように配慮した色味。夫はすべての木目調のクロスを確認したそうですが、「これが一番いい!」と絶賛していました!


【メインクロス|一条工務店オリジナル IC-0068】

【悩み度★★★☆☆】

ベースクロスには、一条工務店オリジナルのIC-0068を採用。 定番のIC-0067と最後まで迷いましたが、IC-0068の方がわずかにやわらかく、空間全体がほっとする雰囲気になる感じがしたのが決め手。

床のオーク材や家具の木部との相性も考慮して、この色味に決めました◎


【玄関ホール|一条工務店オリジナルIC-0068】

【悩み度★★★☆☆】

最初はアクセントクロスとして、リリカラのグレー系クロス(RE55613など)を候補にしていて、たくさん見比べて迷いました。最終的には、他の空間と繋がりを持たせたいという理由から、メインクロスのIC-0068に統一しました。

玄関ホールには当初、壁付のライトも付ける予定だったのですが、それも見送りになったため、シンプルに仕上げる方向へ。空間の統一感を重視しました。


【主寝室|リリカラ LB-9576】

晴れの日の夕方に室内自然光下(照明なし)で撮影
雨の日の昼間に室内照明下で撮影

【悩み度★★★★★】

ここは夫と2人でめちゃくちゃ悩んだ場所!

グレージュ系・緑系・濃紺など方向性がバラバラで、最初はまとまりが見えず本当に悩みました。

最終候補は、採用したリリカラLBー9576の他にリリカラLL-7094サンゲツのFE76218RE55093など。

  • リリカラLBー9576(採用):和っぽさも感じられる優しいスモーキーブルーの色味。疲れた体を癒してくれそうな、心を落ち着かせてくれる空間になるかなと思っています。
  • リリカラLL-7094:深めの濃緑色。少し渋さも感じられる大人な空間にぴったりなクロス。
  • サンゲツFE76218:落ち着いた深みを感じる、くすみがかったインディゴブルー。夫の好みドンピシャでした。
  • サンゲツRE55093:やわらかな光をまとう、グレイッシュなセージグリーン。自然の静けさを感じさせる、控えめで上品な癒し色。

最終的に選んだのが、リリカラLBー9576です。

このクロスは一条工務店の扱っているカタログには載っていなかったため、採用できるか微妙でしたが、設計士さんが確認してくれて無事採用OKに。

悩みに悩みすぎた挙句、途中からはもはや決めきれなくなってしまって…。最終的には、私が「第一印象でこれが好き」と感じたリリカラLB-9576を、夫が「それでいこう」と譲ってくれた形で決定。今では夫も「やっぱりこれが一番よかったかもね」と話してくれる、お気に入りのクロスになりました◎


【子供部屋|一条工務店オリジナルIC-0068】

【悩み度★★☆☆☆】

将来のために2部屋用意した子供部屋。はじめは色違いで淡いくすみカラーなどのアクセントクロスを貼るのも可愛いなと思っていたのですが…

まだ子供はいないし、性別も好みもわからない。なので、あえてメインクロスと同じIC-0068で仕上げることにしました。将来的に子供の個性に合わせて自由に変えられるように、“余白”を残した選択です!


【洗面所|一条工務店オリジナルIC-0067】

【悩み度★★☆☆☆】

洗面所こそアクセントクロス!…と思っていたのですが、我が家の洗面所は約2畳で、しかも三方向がドアに囲まれていて、壁がほとんど見えない(笑)

だったらもう潔く白系クロスで!ということで、メインクロスより白っぽいIC-0067に。清潔感もアップする仕上がりになる予定です◎


【脱衣所|一条工務店オリジナルIC-0067】

晴れの日の夕方に室内自然光下(照明なし)で撮影
雨の日の昼間に室内照明下で撮影

【悩み度★★★★☆】

ここは今でもちょっと悔しさが残るポイントです…!
当初は水色系のアクセントクロス、サンゲツのRE55061を採用する予定でした。(めちゃかわいい)

「絶対ここに貼りたい!」と推していたのですが、最終段階で設計士さんから「配線の関係でアクセントクロスにかかる天井面が二段階で下がります」と言われてしまい…。

天井の段差が目立つならアクセントは逆効果かも、と思い直し、わずかな減額にもなるし…と泣く泣く断念。

最終的には、洗面所と同じIC-0067(白系)に落ち着きました。今でも「貼りたかったな〜」とちょっと後悔の残る場所です。


【メイントイレ|サンゲツ RE55454】

晴れの日の夕方に室内自然光下(照明なし)で撮影
雨の日の昼間に室内照明下で撮影

【悩み度★★★★☆】

ここは夫のこだわりが光った場所。グレー系で落ち着いた空間にしたいと思っていたのですが、あまりにも色味の選択肢が多すぎて私は途中で試合放棄気味に…(笑)

最終的には、夫の意見をもとに相談しながら、サンゲツのRE55454壁・天井に採用しました。床はグレーの石目調フローリングで、大人っぽい空間に仕上がる予定です。


【2つ目のトイレ|サンゲツ RE55866】

晴れの日の夕方に室内自然光下(照明なし)で撮影
雨の日の昼間に室内照明下で撮影

【悩み度★★★☆☆】

こちらは、私の「大好き」を詰め込んだ空間北欧ナチュラルをコンセプトに、サンゲツRE55866のアクセントクロスを1面に採用。

ペーパーホルダーやタオルホルダーもこの雰囲気に合うように吟味して選びました。
我が家が採用した商品は、ペーパーホルダーインターワークスのisp-16016」、タオルホルダーも同じく「インターワークスのist-15500」で、どちらもシンプルながらも北欧ナチュラルな空間にぴったりなデザインです。実際の仕上がりを見るのが今からとても楽しみな場所です◎


おわりに

取り寄せすぎたサンプルたち↑

クロスって、図面や仕様書で見ると「ただの品番」にしか見えないけど、実際は暮らしの中でずっと目に入るもの。だからこそ、どんな色・質感・雰囲気にしたいかを自分たちなりにちゃんと悩んで、選べてよかったと思っています。

採用できなかったもの、やむを得ず断念したものもあるけれど、それも含めて「我が家の選択」

これから家づくりを進める方の参考に、少しでもなれば嬉しいです。

ほややん


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