
ちょっと家、見てみない?
そんな夫の何気ないひとことから、まさかこんな展開になるなんて――。
賃貸派ど真ん中だった私が、住宅展示場で人生を動かされてしまった、あの日の話です。
- 賃貸派だった私が家づくりに興味を持ったきっかけ
- 一条工務店とヘーベルハウス、最初の印象
- 展示場マジックにハマったリアルな心境変化
さかのぼること10か月前――
私は当時、両学長のYouTubeにどハマり中。
「持ち家は負債!賃貸が安心!」の動画を見ながら、



こ〜んな田舎で資産価値もない場所で家なんて買うのはナンセンス。
持ち家なんて夢に見てるくらいがちょうどいいのだ〜
と、思考はすっかり“賃貸最強”モード。
そんな私の思惑とはまったく違う方向に、ある日突然、人生が動き始める。
夫のひとことが運命の分かれ道
ある日、夫がふと言った。



ねぇねぇ、
俺らも結婚式も終わって一段落したし、
いい機会だから、ちょっと家とか見てみない?



(え、なんと……?)
いやいや、持ち家なんて私たちにはぜいたく品だって!
いらないよ~。賃貸でいいじゃん。今じゃないでしょ。
…からの、まさかの家族会議。やや難航。
とりあえず、見るだけならタダだし


結局、「絶対に建てたくないってわけじゃないし、暇つぶしに行ってみる?」とゆる~く合意。
しかも住宅展示場って、
クオカードがもらえるらしい。(←小声)
ということで、夫が推してきた「一条工務店」に予約してみることに。
まずは下見。なぜか予約した支店じゃないところに行く


当日、時間があった私たちは、なぜか予約してない一条工務店の別支店にふらっと見学。
アンケートを書いて、案内してくれたのは、スーツぱつぱつのマッチョな営業さん。
すっごく気さくでいい人そう。
「でも、担当は一人しかつかないので、正式な担当は予約店舗の方になります」と教えてくれて、ちょっと申し訳ない気持ちに。
とりあえず、雰囲気だけ味わって、本命の展示場へ向かう。
時間が余ったので、ほかの展示場もふらふらと…
本命の住宅展示場に到着。
でも、予約時間までは30分以上ある。



ちょっと早いね。どうする?



せっかくだから、ほかのおうちも見てみようよ
そうしてふらっと立ち寄ったのが、真っ黒の外観がかっこいいモデルハウス。
そこで、勢いのあるおばちゃんに声をかけられた。



ねぇねぇ、いま時間ある?よかったら、うち、見てみない?
…という流れで、案内されたのは ヘーベルハウス。
住宅展示場マジック、炸裂


玄関を入った瞬間、広い土間にロードバイクとお手入れ道具がズラリ。
もうこの時点で夫の目がキラキラ。
リビングに進むと、数段下がったフロアにソファ。
その先にはどーーんと大きなテレビ。
そして全開放できる窓の外には、竹がカランと鳴るオブジェ+池。
私たち夫婦、ヒソヒソ声で



やば~~~~なにここ?!



かっこよすぎるね。やばいね。
ぷち、パニック。
営業さんは別対応中だったので、事務の案内さんがテキパキ説明してくれた。
“100年の物語”に心を撃ち抜かれる
飾られていた一枚の写真に、私は釘付け。
「1枚の壁から、家族の100年の物語がはじまる。」
…やばっ。すてきすぎるやつ。
その瞬間、私もヘーベルハウスにメロメロ。
案内さんも「忙しい人には注文住宅じゃなくて、規格住宅もおすすめなんですよ〜。低価格で済みますよ~。」と
オシャレなパンフレットを渡してくれる。
でも、現実は甘くなかった





ちなみに、この規格住宅って、
いくらくらいで建てられるんですか?
案内さん:
はい!
だいたい4,000万円くらいから建てられます!
…え?
えっ??
それが“低価格帯”ですと???
私たちの心の中で、チーン……という音が響いたのは言うまでもない。
しかも展示場の家はフルオプションの夢の城。
うん、つまり、完全に予算オーバー。
現実を知って、一周回って…


ということで、我が家の住宅展示場デビューは、
夢を見て、現実を知って、結局また次!という怒涛の展開。
でもこの経験がなければ、きっとまだ「いつかマイホーム〜」と
夢のまま終わっていたかもしれない。
つづく!
というわけで、ここから我が家の家づくりストーリーが始まります。
次回は、いよいよ一条工務店との本格的な出会い編!
この続きが気になる方はぜひご覧ください♬
ほややん
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