エアコン室外機の置き場所|我が家の決め手と後悔しない選び方

家づくりの中で見落とされがちなのが「エアコンの室外機の設置場所」

間取りや外構、収納には時間をかけて悩むけれど、室外機の置き場については「まぁ適当でいいか」と流してしまいがち。でもこれ、けっこう大事でした。

見た目・騒音・動線・外構との兼ね合い…じわじわと暮らしに影響する部分だからこそ、我が家は住む前からかなり真剣に検討しました。

この記事では、どんなふうに考えて」「なぜその場所にしたか」「今の段階でどう感じているかをリアルにまとめています。

この記事でわかること
  • 室外機の設置場所を考える際の具体的な検討ポイント
    (見た目・騒音・動線・外構・メンテナンス性など)
  • 実際に複数の候補からどう選んだか、その比較と決定理由
  • 一条工務店のエアコン設置に関する仕様と将来配管の考え方
  • 生活感を出さない工夫や目隠しアイテムの選び方のヒント
  • 住む前だからこそ気づけた“設置前に考えてよかったこと”チェックリスト

我が家の状況(敷地・間取り・外構・一条工務店の仕様)

我が家は南向きの広めの土地で、コの字型平屋を建設中。
南面に大きな掃き出し窓があり、その先は広めの庭→道路。
庭ではバーベキュー(や家庭菜園?)を楽しむ予定です。

外構も現在打ち合わせ中ですが、掃き出し窓からの視線・動線・外構とのバランスを考えて室外機の場所を検討しました。

一条工務店の仕様で、冷暖房用の室外機のほかに、全館換気や床暖房の設備も屋外に設置しています。
冷暖房用の室外機は全部で2台+将来用の配管を確保。(将来、子ども部屋にエアコンを2台増設できるよう、配管スペースを設けています。)

室外機の候補場所と迷ったポイント

以下のような候補がありました:

  • 南側(掃き出し窓の外)…設置しやすいが、生活感が出る&庭の景観を損なう。
  • 北側…アパートの駐車場に面しているので少しは人目に触れるが、音の問題は少なそう。通路幅も確保できメンテナンス性も良さそう。
  • 建物のくぼみ部分(コの字の内側)…見た目としては室外機をうまく隠せる場所で魅力的だが、タイルデッキを設置する予定があるため、そのスペースを圧迫してしまう。
  • 東側の外壁沿い…特に動線や外構計画の制限はなく、細い道路に面しているがほぼ人通りがないので目立たない。

何度も図面を見直し、建物や外構図との照らし合わせをしながら検討しました。

また、先人たちのSNSやブログもとても参考になり、室内機の配置と室外機の見え方・風の通り・効率性をトータルで考える大切さを学びました。

特に「室外機が視界に入ると生活感が出る」という声や、「将来のメンテナンスを考えて、壁を通す隠ぺい配管は避けた方がいい」という意見は多く見かけ、我が家の判断にも大きく影響しました!

コの字型のお家が気になった方はこちらもチェック!

最終決定した場所と理由

わが家の室外機等 置き場

室外機は1か所にまとめて配置するのではなく、分散して設置しました。

  • 寝室用の室外機は東側の外壁沿い:ここはメンテナンスしやすく、かつ見た目も目立たず満足度の高い場所です。
  • リビング側の室外機は南側に:タイルデッキ上に置くと目立たなくなるのですが、デッキのスペースを狭めたくなかったため、少し離れた場所に配置。後付けで黒系の目隠しを設置予定です(外壁が黒のため一体感を出したい)。
  • 床暖房やエコキュートの設備は北側に:北側は隣接するアパートの駐車場となっており、騒音や人目を気にする心配はありません。
  • ④将来子ども部屋用のエアコンも北側予定:まだエアコンは設置していませんが、将来スムーズに設置できるように配管と室外機を置くスペースは確保しておきました。

②の南側の室外機については、タイルデッキでくつろぐときに視界に入らない配置を意識しつつ、庭で遊ぶときには多少見えることは許容しました。来訪者にも多少見えるのは良しとし、

メンテナンス性を優先し、後から目隠しをする

という判断になりました。

目隠し候補として検討しているのは、木目調のパネルで外構ともなじみやすい「ベルメゾンの室外機カバー」や、多肉植物などを飾る棚としても使える「Kaitouの室外機カバー」など。外壁の色と一体感が出るよう、黒っぽいトーンのものを探しています。

目隠し商品を絶賛探し中なので、何かいい商品がありましたら、ぜひコメントで教えてください😍

現時点で感じているメリット・懸念点

まだ住んでいないのであくまで想定ですが、今の時点で感じていることは以下の通り:

メリット

  • 将来のメンテナンスがラクそう
  • 見た目がすっきりしそう(南側の室外機は目隠し)
  • 日常生活の動線には影響しなそう
  • ご近所との騒音トラブルはなさそう

懸念点

  • 冬場、北側が寒くて凍結リスクがないか
  • 南側の室外機が、真夏でも安定して動作するか少し心配。直射日光対策も考慮中
  • 市販の目隠しの見た目と性能がイメージ通りかどうか

✅ 室外機の設置を考えるときのチェックリスト

室外機の設置を考えるときのチェックリストを作成しました!

① 基本条件(設置台数・将来配管など)

  • 室外機の設置台数・用途は整理できているか?
  • 将来用(子ども部屋など)の配管は確保済みか?

② 見た目・景観に関するポイント

  • リビングやデッキ、庭から室外機が見える位置か?
  • 室外機カバーや目隠しを設置する予定・スペースがあるか?

③ 生活動線と外構とのバランス

  • ゴミ出し・庭作業など日常の動線と干渉しないか?
  • 花壇や物干しスペースと競合しないか?

④ 音と風通しの工夫

  • 音が寝室やリビングに響きにくい場所か?
  • 排熱の吹き出しがこもらず逃げやすい場所か?

⑤ メンテナンス・将来性を見据えて

  • 点検・掃除・交換などのために50cm以上の通路幅を確保しているか?
  • 隠ぺい配管でなく、外からアクセスできる位置か?

ぜひ以上の点を確認していていただき、後悔のない室外機の設置をしていきましょう✨

まとめ:後悔しないために考えておいてよかったこと(優先順位の整理)

室外機の置き場所って「何台あるの?」「何用なの?(冷暖房・床暖房など)」から始まり、意外と条件が多い。

それに加えて、音、風通し、外構、将来の生活スタイル、そして“外からどう見えるか”まで考える必要がありました。

我が家もまだ正解かはわかりませんが、「ここにしてよかった」と思えるように、できるだけ多角的に検討したつもりです。

私たちは、「①メンテナンス性」「②生活感を隠す」「③外構との相性」の順に優先順位をつけて考えました。暮らし方や重視するポイントは人それぞれなので、この記事が『自分たちにとっての優先順位』を考えるきっかけになればうれしいです。

これから家づくりをされる方の参考になりますように。

ほややん


他にも「後悔しないために選んだオプション」についてまとめた記事などもあります。
ぜひご覧ください😊

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